2021年09月12日

米ファイザー事例研究:呂氏春秋が今に伝える人物の見極めかた その2

人物の見極めかたとして、呂氏春秋にはこうある。

聴かば則ち其の行うところを観よ(聴則観其所行)。

見解や意見を聴いたときには、その人が実際にどのような行動をとるかを観るのが良い。

武漢肺炎ウイルスに対するワクチンとして、米ファイザー社の開発したワクチンが有効らしい、という評価結果が公表されたのは、2020年11月のことである。当然のように、同社の株価は上昇した。

そのとき、ファイザー社の経営陣は、どのような行動をとったか?ファイザー社のCEO・A.ブーラ氏は、自身が保有するファイザー株式の大半を売却したのだ。

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2021年09月11日

経営者を見抜く法(呂氏春秋が今に伝える人物の見極めかた)その1

会社の価値は、経営者が誰かによって9割がた決まるといわれる。投資する側としては、経営者の人物を見極めることがとても大切な仕事となる。

「呂覧」(呂氏春秋)という古代中国の文献がある。秦の始皇帝の時代、秦国の宰相を務めた呂不韋が、多くの学者に編纂させた百科事典的なものである。現代の百科事典とは多少、趣が異なっていて、そのなかには、人物の見極めかたとして、八観六験(はちかん りくけん)という手法が記されている。

posted by SHOJI at 23:12| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする