2008年07月10日

#048 『半世紀来の株価続落。ヨーロッパから見た日本 の話』

日経平均が12日連続で下げている。

これはおよそ半世紀ぶりの記録。

日経平均続落のニュースは、ヨーロッパ版の Financial Times でも大きく取り上げられていた。


一方、欧米のメディアが取り上げる日本の印象は、エネルギー効率の良い産業構造というもの。

これは1970年代のオイルショックを契機に構築されてきた。

危機を経て、必要に迫られて開発してきた日本の省エネ技術は、世界に誇れる価値高いもの。


だからこそ日本経済は、原油高が国境を越えてネガティブなインパクトを与えている中、それに対する抵抗力が比較的強いとみなされている。

「洞爺湖サミットで日本は、その技術を前面に押し出して、省エネモデルを世界に提示しようとしている」とも、大きく報じられたりしている。


そんな中での日経平均続落のニュース。

「たしかに良くはないが悪いわけでもない」というのが欧米メディアの報じる日本市場の現状。


日本の株式市場はいま、取引高の60〜70%が外国人によって占められている。


なので市場の方向性は、外国人の気分(強気か弱気か)であらかた決まる。


サブプライム関連の信用収縮は、ニューヨークやロンドンでいまだ重荷となっている。


だから外国人投資家は、総じてディフェンシブなスタンスを余儀なくされているらしい。


それに対して日本の金融機関のサブプライムによるダメージは、欧米のそれに比べてかなり軽かった様子。

なのでいまの日本株を多くの専門家は、長い目で見たら "Better Value" (価値に対して割安)と見ている。

ただ短期的にはどっちに転ぶか予断を許さない状況なので、トレーダー諸氏は大胆に動けずにいるもよう。


長期投資を旨とする投資家にとっては、いまの日本は興味深いタイミングにあるといってよいのではないか。

だから僕個人の結論は、今のうちにもっと日本株を買い増しておこう、というものになる。

( 庄司 / 楽しい投資研究所 )


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posted by SHOJI at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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