2006年04月23日

#015 '06年4月22日号 『決算発表シーズン到来!』

【きょうのポイント】

・トヨタやホンダといった大型株が上場来高値を更新中/

・翌週から決算発表のピーク・シーズン入り/

・上場企業の決算発表は「決算短信」の公表という形をとって行われるのが
一般的/

・短信とは「短い手紙」の意/

・決算発表で明らかにされた業績が、アナリストらの予想を上回るか下回るか
で、直後の株価はしばしば大きく動く(あくまで短期的な株価の動き。
こういう乱高下には惑わされたくないもの)/

・この頃の決算短信は短い手紙とはいっても、その内容はとても詳しいもの
になっている/

・企業の財政状態を表すB/Sや業績を表現するP/Lはもちろん、それに付随する
注記情報もなかなかに充実したものとなっている/

・多くのアナリストたちはこの決算短信を重要な情報源と位置づけ、企業の
実態を把握し、理解するために用いている/

・決算短信が大切な情報源なのは疑う余地がない/

・ただし、私たちが気をつけたいのは、決算短信の数値が必ずしも確定された
ものではないということ/

・決算には監査が行われる/

・監査法人に代表される会計のプロ集団が、上場企業の決算情報を広く監査し、
その適正性を見極める/

・すべての上場企業は外部の第三者的な立場にある会計監査人から決算数値の
監査を受けなければならない/

・ところが決算短信発表の段階では、この監査が完了していないのが普通/

・日経新聞の財務欄にしばしば掲載される「決算短信訂正」という情報には
要注意/

・決算短信を見て利益が上がったと喜んでいたら、いつの間にか決算が訂正
されて一転赤字になった、なんてこともありえないことじゃないというか、
そういうことが意外によくある/

・とりあえず短信を通じて決算を発表したのはいいけれど、その後、監査が
行われる中で、適正とはいいがたい会計処理が見つかったりすると、監査人は
その役割として、当然その修正を求めることになる/

・企業と監査人の、投資家や株主に対する誠実性のあらわれとして行われる
「決算訂正」ということだけれど、決算短信を読む上ではそういうことが
ありうるのだということをあらかじめ頭にいれておく必要があるということ/

・監査が完了して後は、監査報告書を添付して有価証券報告書が金融庁へ
提出されることになる/

・決算短信と有価証券報告書、それらに記されている決算情報は多くの部分が
重複しているものだけれど、そこに記されている決算情報の信頼性という点で
は、(監査済みであるということから)有報の方がやはり高い/

・スピーディーな情報としての決算短信/

・信頼度の高い情報としての有価証券報告書/

・私たちは投資家として、これらの情報を上手に賢明に利用していきたいもの/

posted by SHOJI at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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