2006年05月28日

#017 '06年5月28日号 『米ドルへの不信。バフェット氏の視点』

【きょうのポイント】

・「史上最高の投資家」ウォーレン・バフェット氏が巨額買収の対象を物色中

・バークシャー・ハサウェイ社の株主総会で、会長のバフェット氏は、今後
3年以内に300億ドル以上の投資もありうることを示唆

・最近ではイスラエルの金属加工会社 Iscar を買収

・バークシャー社がアメリカ国外企業の持分を取得したのは意外にもこれが初めて。

・バフェット氏が米ドルという通貨の価値に懐疑的なのは有名な話。

・「Iscar 案件のような海外企業の買収も、米ドル建て資産以外の通貨へ資産を
分散させたい Berkshire の戦略の一環」(Financial Times 紙のコメント)

・「我々は(米ドル以外の)他の通貨圏における収益力を好む」(Buffett 氏・談)

・バフェット氏は日本企業への投資に興味津々であることを明言

・理由は魅力的な企業がたくさんあるからとのこと。しかし、その根本的な動機は
やはり米ドルのインフレ懸念だろう

・バフェット氏が抱くのは、巨額の経常赤字と財政赤字(双子の赤字)を続ける
アメリカに対する不信感

・おもしろいのは、国際金融に大きな影響力を持つ一個人が、自国の通貨を
こうも痛烈に批判し続けられるアメリカという国家

・いろいろ問題は山積しているようにも見受けられるが、アメリカという国の
ふところの深さも感じられて興味深い


posted by SHOJI at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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