2006年10月24日

#026 『集中投資と分散投資。どちらがお得?』

今回は、インデックスファンドを考えるシリーズの最終回です。

私が数年来、抱き続けてきた疑問がこちらです。

すなわち、

「インデックスファンドがベストとする派」 と 
「投資先企業をきちんと選んで投資するのがベスト派」

一体どちらが正しいのか?

それぞれの理論背景を簡単におさらいすると、こんな感じです。

・インデックス運用派(効率的市場仮説支持派)

→ 市場はそこそこ効率的
→ 長期間継続的に市場全体を上回る意思決定はきわめて困難
→ インデックス運用を続けるのが吉

・企業を深く理解して長期投資派(グレアム・ドッド派)

→ 企業分析を駆使して長期投資に徹する
→ 市場全体を長期間に渡って上回る運用成果を得ることは可能
→ バフェットを筆頭とする、グレアムに学んだ人々が存在することこそ
  生きた証拠

しかしどちらの言い分ももっともなように聞こえます。

・・・どうやら、自分で試してみる他ないようです。

というわけで、私自身による実験は、次のように行われました。

--------------------------------------------------------------------
2002年の初めから一部インデックスファンドに投資。

残りを特定の企業を対象に投資。

特定企業の選別は、決算書(有価証券報告書)を主な情報源として行う。

選別基準は、次の4つ。

・資本効率の良い会社
・財務内容の健全な会社
・実績として高い業績を上げている会社
・考え方に共感でき、信頼できると見込んだ人物が経営トップの会社
--------------------------------------------------------------------

そして今、約6年間を経て、実験の結果はこのようになりました。

インデックスファンドによる運用: +66.8%
(前回ご紹介のものとは別枠の実験成果です)

これは正直、かなりいい成果だと思います。
インデックス運用いいじゃないの!

しかし、自分なりに(可能な限り)深く理解した上で、覚悟を決め、
ある程度まとまった額を投資した結果はなんと・・・

 +243.1%! +143.1%!
(すみません、とんでもない記載ミスをしでかしました。ごめんなさい修正しますごめんなさい)2006.10.29 修正


どうやら、企業を深く分析して、ある程度の集中投資することによって、
インデックス運用を継続的に上回ることは十分に可能であるといえそう
です。


[ 結論 ]
企業を深く読み解く術を身につけているのなら、圧倒的に魅力的な企業に
投資することによって、優れた投資成果を期待できるはず。

しかしその自信がなければ、インデックスファンドに投資し、持ち続ける
こと。それだけで、大多数のプロを上回る成果が得られるはず。


みなさまのご参考になれば幸いです。

ではまた、次回の "楽しい投資 Podcast" でお会いしましょう!


(SHOJI)


posted by SHOJI at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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