2015年03月30日

決定的なタイミングをあなたはとらえられるか(株式投資実験報告-第3回)

Listening_Girl2.jpg

第1部:日経平均とTOPIXについて
実験ファンドの基準価格推移グラフ(日経平均、TOPIXと比較)を見ていて思ったのだが、2002年から2008年まではTOPIXも日経平均も歩調を合わせている。米住宅バブル崩壊からの回復の過程で、日経平均がTOPIXを引き離している。なぜだろう?

第2部:決定的なタイミング、クリティカルな年の重要な15日間について
・2001年末、TOPIX連動型投信に100万円投資した場合、13年後の2014年末には元本163.5万円となった。+63.5%である。
・この13年間で最もリターンが大きかったのは2013年の+54%だった。
・2013年において最も株価が上げた上位15日間を考えてみる。仮にこのタイミングを逃したらどうなったか?

実験レポート・ダウンロード
・株式投資実験レポート2014年版は、楽しい投資研究所HPからダウンロードしていただけます。こちらからどうぞ

365日メール・セミナー
ラジオでお話ししましたメール・セミナー・プログラム「決算書に強い投資家になるための365ヵ条」はこちらからご登録いただけます



※イメージ提供元
Image courtesy of photostock at FreeDigitalPhotos.net
posted by SHOJI at 00:06| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月15日

投資のリターンの大部分は絶望のどん底のなかから生まれる

Listening_guy.jpg
今回のラジオのテーマ
前回に引き続き、株式投資実験の結果報告(といいますか途中経過報告)を行います。

取り上げるテーマは主にふたつです。
・株式投資実験から得られたもの
・IFRSを任意適用する日本企業経営者の意図

投資実験のなかで考えたこと、気付いたこと
・2008〜2009年頃に取得した会社の株のリターンが大きい(株価が上昇して大きな含み益が出ている)。
・皆が絶望に沈んでいる時期が最高の投資タイミング、というのは正しかった。ただ、その絶望のなか積極的に動くのはたしかに難しかった。精神的にタフでなければ(あと、そのとき十分なキャッシュを持っていないことには)できたものではない。
・ある意味、米住宅バブルの崩壊・世界中を巻き込んでの信用危機、という悪夢の数年間があったからこそ、実験ファンドの現在があるといえる。
・今にして思えば、当時もっともっと積極的に動いておけばよかったとは思うが、あのときはこれで精いっぱいだったのだ。投資のリターンの大部分は絶望のどん底のなかで生まれるのだと体で理解できたのが一番の収穫だった。

ラジオ音声


実験レポート・ダウンロード
・株式投資実験レポート2014年版は、楽しい投資研究所HPからダウンロードしていただけます。こちらからどうぞ。

365日メール・セミナー
ラジオでお話ししましたメール・セミナー・プログラム「決算書に強い投資家になるための365ヵ条」はこちらからご登録いただけます

*Image courtesy of imagerymajestic at FreeDigitalPhotos.net
posted by SHOJI at 23:31| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

投資家は決算書を読むことで経済的果実を得られるのか?答え:YES

Listening_woman.jpg
今回のラジオのテーマ
株式投資実験から得られた洞察をお届けいたします。
2014年末で実験期間は丸13年になりました。

実験レポートの要約
・実験のテーマは、決算書(主に有報)を読み込んで投資先を選別、長期投資に徹することで、長期的に市場全体を上回るリターンを得られるか否か、というもの。
・2014年は市場全体に勝った。市場全体(TOPIX)が+9.4%であったのに対して、実験ファンドの利回りは+19.5%である。二桁の差をつけての圧勝といっていいのではないか。
・実験期間は2014年末で丸13年となった。実験結果は当初の仮説を支持するものとなった(なっている)。
・直近13年間を見れば、インフレ/デフレ調整後USドル換算後では、実験ファンドは複利ベース年率+7.2%のリターンを得た(円建てでは+6.5%)。一方、日本株は市場全体で見て複利ベース年率+4.5%のリターンである(円建てでは+3.9%)。
・なぜ勝てたのか?市場全体に比べて収益性高く、財務の足腰が強い会社群を選んで投資し続けてきたのだから、当然の結果ともいえる。

結論
・決算書をしっかり読んで投資先を選別した結果、市場全体を大きく上回る成果が得られている。決算書を読み込むことは、投資家に追加的な経済的リターンをもたらす合理的な行動といえそうだ。

ラジオ音声


実験レポート・ダウンロード
・株式投資実験レポート2014年版は、楽しい投資研究所HPからダウンロードしていただけます。こちらからどうぞ

365日メール・セミナー
ラジオでお話ししましたメール・セミナー・プログラム「決算書に強い投資家になるための365ヵ条」はこちらからご登録いただけます

ご興味がおありの方は是非どうぞ!

※Image courtesy of Charisma & marin at FreeDigitalPhotos.net
posted by SHOJI at 23:41| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月26日

#70 バフェットの敗北

バークシャー会長からの手紙(いわゆるバフェットからの手紙)が公開される季節になりました。個人的にはワクワクしながら手紙の公開を待っています。
今回のラジオは、それに先駆けまして、「バフェットの敗北」と題してお届けいたします。

posted by SHOJI at 05:15| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月12日

ロンドン・ラジオ

ロンドンからお届けします、ラジオです。
posted by SHOJI at 23:19| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月26日

#68 決算書を読めば、これから上がる株がわかるのですか?

この週末から、少々日本を離れます。遅い夏休みです。フランスとイギリスまで足を
のばして来ます。

滞在するのはパリとロンドン。ロンドンは一〇年ぶり2度目の滞在、パリは初めて。
大英博物館には二日かけます。ルーブル美術館も丸二日かけて見て廻る予定です。楽し
みです。

このような時間と旅費を捻出できるのも、投資を行ってきたおかげです。十数年前に
小さな額から始めた投資が、今では生きていく上で、なくてはならぬ大きな存在となり
ました。バフェット氏、ロジャーズ氏、監査法人の諸先輩方に学んだ知識が、今の自分
を支えてくれています

今回は、次の内容でお届けいたします。

□ご質問「決算書を読めば、これから上がる株がわかるのですか?」
□投資家の知覚には個人差がある理由
□「バフェットの謎」読者さんからのおたよりご紹介
□旅と投資は似ているという話

※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックしてお聴きください。



posted by SHOJI at 17:55| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月27日

#67 時間の効用 〜リスクを削り取る〜

投資家にとって時間の持つ意味は決定的に重要です。

投資期間を長期に取ればとるほど、投資家が負担することになるリスクは減少します。
逆に期間が短ければ短いほど、投資家の背負うリスクは大きくなります。要するに、どうなるか分からないのです。

いい方を変えれば、時間を上手に使うことで投資家はリスクを削り取ることが出来るということでもあります。

※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックしてお聴きください。

こちらからもお聴きいただけます


※楽しい投資 Podcast の itunes プレビュー
http://bit.ly/X1Q5Fe

※今回のラジオで言及している Facebookページ
Facebookページ「楽しい投資研究所」
http://on.fb.me/WXvZ4N
posted by SHOJI at 23:25| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月19日

#66 続・投資実験レポート2012

前回お伝えしきれなかった、投資実験報告の続きです。
11年間の株式投資実験の中で実践してきまして、これは良かったですよということを、お話ししています。

具体的な話題は次の4点となりました。

・投資先選別の方針。
・これから気をつけたいこと。
・実践してきた会社分析の手続。
・長期投資に忍耐は不可欠。

ではどうぞお聴き下さい!
(庄司)

posted by SHOJI at 23:25| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月12日

#65 投資実験レポート2012

2001年末から個人資産の大部分を投じて投資実験を行っている。

実験ファンドを運営する目的は、ひとつの仮説を立証するためである。その仮説とは、「決算書を読み込んで投資先銘柄を選別、バイアンドホールドの長期保有を基本方針とする運用を行えば、市場全体を上回る投資成果が得られるのではないか」というものだ。そのために僕は、個人資産の大部分を投じた実験を行い続けている。

実験を開始してから11年間、結論からいって、市場全体を上回る成果を上げることが出来た。

今回はその実験結果をレポートいたします。




posted by SHOJI at 23:22| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

#64「株価に観る民意と天意」と「投資の成否を決めるもの」

今回はふたつのテーマを取り上げて、お送りいたします。
「株価に観る民意と天意」と、「投資の成否を決めるもの。※タイミングではない」です。
極端な金融緩和がすべてを解決すると期待するのは大きな誤りです。僕たち投資家は、近い将来襲いかかってくるかもしれない強烈なインフレに備えておいた方が良い、ということをお話しています。
posted by SHOJI at 23:43| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月20日

ニューヨーク便り

今回は、ニューヨークからお届けいたします。

このたび初めて、ワシントンDCとニューヨークを訪れました。いろんな面があるのでしょうけれど、総じていえば、素晴らしい国だと思いました、アメリカ。

今回のラジオは、9月19日の朝、ニューヨーク7番街(路上)にて収録したものです。
そのままお届けいたします。

ニューヨークを見て回るには、この季節とても良いです。お勧めです。
ではニューヨーク便りとしてのラジオです。願わくば、enjoy!

posted by SHOJI at 09:21| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

#062 不合理な21世紀

■本編 [不合理な21世紀]
1990年代、日本の株式は国債に投資した場合に比べて年率平均6%強、高い利回りを得ることができた。株式に投資した者はリスクに応じた高いリターンを手に入れたことになる。いわゆるリスク・プレミアムである。 ※続きはラジオをお聴き下さい。

■近況報告
仕事のためにポータブルWi-Fiを買った。複数の端末を同時接続可能だというので iPod touch もついでに買った。これがまたどちらも便利で驚いています。※続きはラジオにて。

■リスナーさんからのお便りご紹介
庄司さん、いつも楽しくラジオ番組を拝聴させていただいております。
バフェット氏の金のたとえ話はおもしろかったですね。 ※続きはラジオを。

■リスナーさんからのメッセージご紹介
毎日車の中で今までの放送分を聞いてます。
私はたこ焼き屋を経営しているのですが、投資家の方から見る企業、経営者という視点がとても面白く勉強になります。 ※続きはラジオにて。



音源のMP3ファイルはこちらからどうぞ。
□音源データ MP3(ダウンロードして聴く)
http://1tpc.up.seesaa.net/image/radio20120414_1908.mp3
(17.5MB)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存

※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックしてお聴きください。

posted by SHOJI at 22:54| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

#061 バフェット氏の手紙に学ぶこと。金は魅力的な投資対象か?

先日(2/25)、米バークシャー ハサウェイ社の株主への手紙、通称「バフェットからの手紙」2011年版 が公開されました。

今回はその内容を一部取り上げて、"楽しい投資 Podcast" をお届けいたします。


[ 金(ゴールド)は魅力的な投資対象なのか? ]

金価格は現在、歴史的な高水準にあります。

2月25日に公開された、バークシャーの株主に宛てた手紙 (Shareholder Letter)、通称「バフェットからの手紙」でも、金投資について言及されていました。

結論からいって、バークシャー ハサウェイ会長としてのバフェット氏は、金投資を好みません。

バフェット氏は投資対象としての金を、「何かを生み出すことはないが、将来どこかの誰かが高く買ってくれるであろうことを期待して投資する資産」というカテゴリに分類しています。

その理由に挙げているのは、まず、産業用としての用途が限られていること、そして再生産がなされない類の資産であること、のふたつです。

世界中の金をすべて集めて溶かし固めたとしたら、一辺が21メートル強の立方体ができます。野球場のインフィールド(内野)部分にすっぽりはまる程度の大きさと想像してみれば分かりやすいかもしれません。

重さにして17万トン。1オンス1,750ドルと仮定すれば、その価値は9兆6千億ドルとなります。

これだけの価格の付く資産と等しいものは、と考えてみます・・・


※続きはどうぞラジオをお聴き下さいませ。





音源のMP3ファイルはこちらからどうぞ。
□音源データ MP3(ダウンロードして聴く)
http://1tpc.up.seesaa.net/image/toushi20120303BuffettLetter.mp3
(8.2MB)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存

※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックしてお聴きください。


<まとめ といいますか手紙を読んでの感想です>

バフェット氏の言動を盲信することはいけません。特定の人物への過度の依存心は危険です。そう努めて自戒しているつもりではあるのですが、興味深い人物であることはやはりたしかです。

今回の手紙のなかで世界中のメディアが一番大きく取り上げたのは彼の後継者問題についてでした。しかし僕たち投資家にとって、学ぶべき大切なところは他の所にある、というのが僕の個人的な感想です。

すでに齢八十一のバフェット氏です。彼の存命中に学べるだけ学んでおこうと思うのです。

(庄司)
posted by SHOJI at 23:36| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月05日

#060 税率低下で利益減少?正しい知識で企業決算と上手に付き合う方法

新コーナー「投資の知恵、先賢の洞察」を設けました。
著名投資家、著名じゃなくても優れた投資家、思想家の言葉をお伝えします。

ずいぶん前、ある大学で臨時講師を務めたことがあります
なかなか自由度が高い状況で、テーマを選ばせてもらえました。

なのでもちろん、投資について、決算書の読み方について、投資理論と会計理論と、著名な投資家達が得た洞察や、今に伝えられる投資の知恵といったことを、お話したことを憶えています。

そんななかで、こんな言葉を紹介しました。

「決算書、財務諸表はビキニの水着に似ている。露わになった部分も興味深いが、真に重要な部分は隠されたところにある」

たしかバートン・マルキール氏の言葉です。

ひと昔前、僕は、この言葉を聞いて(読んで)まさしく!と膝を打ったものです。しかもユーモアを含んで機知に富んだ言葉である!と、素直な心で学生のみなさんにこの言葉を紹介したのです。

で、今思い出して、ふと思うのですが、女子学生も多いなかこんなことを放言するのは、いかに引用とはいえ、もしかしたらセクハラ?と思われたりしないでしょうか。

思い出の中で少々冷や汗をかく気分です。

しかしこの言葉を紹介したとき、目の前に座っていた女子学生さんはにやり、といい笑顔を見せてくれたので、まあよしとしておきたい、と思います。

さて、今回は会計をメインテーマに取り上げます。

「税率低下で利益減少?正しい知識で企業決算と上手に付き合う方法」です。


<本編>
※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックして
お聴きください。

音源のMP3ファイルはこちらからどうぞ。
□音源データ MP3(ダウンロードして聴く)
http://1tpc.up.seesaa.net/image/toushi_radio20120205.mp3
(10.3MB)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存




<結論>
つねづね僕が思いますのは、企業決算において大切なのは、利益がいくらかということよりも、その利益がどのような過程を経て算出されたものなのかという、プロセスの理解であるということ、です。

プロセスを正しく把握、理解することこそが、企業そのものの、ひいては企業価値の正確な理解につながるはず、と信じるためです。


あなたの知的生産活動の一助になれましたら、幸いです。愛を込めて。

(庄司)
posted by SHOJI at 23:01| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月29日

#059 投資に最適の時機とは?

先週末に行われたイタリア国債入札、好調だったようで金利が大幅に低下とのニュースがありました。
絶対倒してはならないドミノといった位置づけのイタリア財政です。よかったですね。


突然ですが、ととのいました。

イタリアの金利とかけて「高血圧患者の診断」とときます。

(そのこころは?)

下がってほっとしている。


失礼しました。気を取り直して、本編をどうぞ。


<本編>
※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックして
お聴きください。

音源のMP3ファイルはこちらからどうぞ。
□音源データ MP3(ダウンロードして聴く)
http://1tpc.up.seesaa.net/image/radio1toushi20120129.mp3
(6.0MB)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存



(今回のラジオの主な内容)

・金融庁が投資信託法を見直しの方向で検討を進めているとのこと。個人投資家保護のため、だそうです。

問題になっているのは毎月分配型の投資信託。

このタイプの投信、運用成果はどうあれ、毎月分配されるという仕組みです。

これがセールスポイントになっていたもようだが、実態を見て、何がセールスポイントなのか、という金融商品でもあります(個人的見解です)。

運用で利益が出ていなくても配当を払うというのでは、たこあし配当そのものではないでしょうか。餌がなくて飢餓状態に陥ったタコは自分の脚を食べて飢えをしのぐといいますが(そんな話はうそのようだが)、そういう話です。

もちろん投資する側が得することはありません。得するのは投信を売る側(売って販売手数料を得る側)、運営して信託報酬を得る側、です。

「運用益から分配金が出ていたと思っていたが、投資していた個人が、投信売却時に初めて、元本の大幅目減りに気付く場合も多い」(運用会社の幹部・談)

まさに悲喜劇。無知とは高くつくものです。気をつけましょう。


<まとめ>

・自分が理解できないものには手を出さないようにしよう。

・毎月お金が入って来るから、絶対もうかるからとか、うまい話うますぎる話は、まゆにつばつけて聞こう。

・株式の個別銘柄に投資するというのであれば、株券という紙に投資するのではありません。生きた会社の一部、部分的所有権に投資するのです。

なので、その会社そのものを理解したうえでなければ、投資すべきか否かの判断は下せるはずもありません。投資しようと思っている会社があっても、その会社のことを良く理解できていないのであれば、それは投資にふさわしい時機ではありません。

投資にふさわしい時機は、あなたがその会社のことを深く理解しており、かつ、その価値に見合った価格で(できれば価値を大きく下回る価格で)買える時です。

どちらの条件を外しても、賢明な投資にはなりえないのです。


あなたの知的生産活動の一助になれたら、幸いです。愛を込めて。

(庄司)
posted by SHOJI at 21:25| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

#058 今年の予測 2012年の投資

欧州債務危機のゆくえ。
円高はさらに進むか。ドル安?ユーロは?。
トヨタの業績、株価はどうか。

楽しい投資研究所がお送りするラジオ "楽しい投資 Podcast" 今年もよろしくお願いいたします。




※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックして
お聴きください。


音源のMP3ファイルはこちらからどうぞ。
□音源データ MP3(ダウンロードして聴く)
http://1tpc.up.seesaa.net/image/pod1toushi120109a.mp3
(7.5MB)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存


あなたの知的生産活動の一助になれたら、幸いです。愛を込めて。


[ 2012年 投資に関する予測 ] 楽しい投資ニュースレターより
※楽しい投資友の会 >> http://www.1toushi.com/oc/

・トヨタはアメリカの政治面でのサポートを受けつつ業績を回復、株価を上
げる。ただし条件がありまして、普天間基地移設問題の進展することを要す。


・円高ドル安はさらに進む。対円ユーロ安ももっと進む。ただし日本企業が
受けるダメージはそれほど深刻ではない。


・欧州債務危機は収束の目途も立たない。ギリシャ、スペイン、イタリアの
金利上昇続く。国債安(金利上昇)がさらに他の国へ飛び火する。


・日本国債はさらに格下げ方向。ただし消費税増税の道かたまれば据え置き。


・日本株は上がる、といいたいが、日本国債の格下げ予想や金利上昇懸念と
同時に、日本の金融機関が大量に保有する日本国債の評価減による自己資本
毀損の懸念が徐々に高まり、日本国債持ち過ぎな銀行等の株価が下げ方向で
推移するのではないか。


・ヨーロッパではイギリスの政治的孤立進む。ただし英国民はユーロを導入
しなくて良かった〜と思っている。ポンド比較的安定。


・韓国はウォン安のネガティブな影響(物価高)目立ってくる。北朝鮮の政
情不安と相まって2012年の懸念の中心地として朝鮮半島がアジアの火薬庫と
なっておかしくない。


・北朝鮮政情不安を機会として日米韓の結束強まる。中国は欧州諸国の財政
を支える存在として存在感を高める。同時にヨーロッパブランド保有企業の
株式取得進める。米財務省証券の保有残高も増え、財政面で米国の中国依存
度強まる。自然、米国は対中外交面で控えめな印象を強める。


・アラブの春の余波がユーラシア大陸を横断、民主化運動がモスクワ、北京、
上海でも活発化。中国政府は強力に抑え込もうとするでしょうから、欧米が
批判の声を上げるも、財政面での中国依存度強める欧米諸国は強く出ること
なく、中国共産党政権が倒れるなどということはないでしょう。


最後に(一年前に書いた)十年後予想を挙げて、筆を置きます。

・株価は・・・急激に上昇する機会が増えるだろう。バブルが生起する。
株式市場は過熱する。誰もが株式を買おうとする時期がしばらく続いた後に、
株価は暴落する。バブルの膨張とバーストは懲りずに繰り返される。けれど
10年前より世界はずっと便利で良いものになっているのです。

(了)


※"楽しい投資Podcast"を iTunes に登録する方法
---
推奨:iTunes(↓ダウンロードサイト(無料)はこちら)
http://www.apple.com/jp/itunes/download/

■"楽しい投資Podcast"をiTunesに登録する方法

1.iTunesを起動する

2.メニュー・バーの「詳細設定(A)」をクリック。

3.「ポッドキャストを登録」をクリック。

4.「ポッドキャストを登録」画面に次のURLをコピーして貼り付ける。

http://1tpc.seesaa.net/index20.rdf
(このURLをiTunesなどのポッドキャスティング対応音楽再生ソフトにドラッグ&ドロップするだけでもOK)

5.「OK」をクリック。(完了)

posted by SHOJI at 12:09| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月11日

オリンパスの第三者委員会調査報告書を読む

オリンパスの調査報告書を読んでみた。読ませる内容である。

このストーリーは、1985年のプラザ合意から始まる。
円高の進行、国外での価格競争力の低下、年を追うごとにどんどん減ってゆく営業利益、経営陣の焦り、バブルの発生、財テクの誘惑、本業とは関係のない投機に手を出すオリンパス、そして巨額の含み損、絶望感、やがて回復するであろうとの淡い期待感、その期待を裏切る冷たい現実、恐怖、怯え、責任回避の道すなわち大規模な粉飾へ。

そして監査人が抱く疑惑、指摘、反論する経営者。そして妥協。
当時の疑惑は、大規模な粉飾決算、即ち飛ばしへと通じる糸口であったことを十数年後に知ることになる。監査人にとって痛恨の事実。

実にドラマティックだ。そして得られる教訓。映画化できるのではないか。

今回は、このドラマティックな報告書を読んで、気づいたこと、思ったことをお伝えしたい。




※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックして
お聴きください。


音源のMP3ファイルはこちらからどうぞ。
□音源データ MP3(ダウンロードして聴く)
http://1tpc.up.seesaa.net/image/20111211OlympusRepo.mp3
(13MB)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存


あなたの知的生産活動の一助になれたら、幸いです。愛を込めて。


※"楽しい投資Podcast"を iTunes に登録する方法
---
推奨:iTunes(↓ダウンロードサイト(無料)はこちら)
http://www.apple.com/jp/itunes/download/

■"楽しい投資Podcast"をiTunesに登録する方法

1.iTunesを起動する

2.メニュー・バーの「詳細設定(A)」をクリック。

3.「ポッドキャストを登録」をクリック。

4.「ポッドキャストを登録」画面に次のURLをコピーして貼り付ける。

http://1tpc.seesaa.net/index20.rdf
(このURLをiTunesなどのポッドキャスティング対応音楽再生ソフトにドラッグ&ドロップするだけでもOK)

5.「OK」をクリック。(完了)
posted by SHOJI at 23:09| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

#056 バフェット氏初来日

今回は、バフェット氏初来日のニュースを取り上げます。

今回のラジオでお伝えしたいこと:
バフェット氏は偉大な投資家ではあるが、彼を神格化するのはいただけない。
彼の投資行動を盲目的に模倣するのは危険である。
投資期間をどのように想定しているかが問題である。
昨今の状況を考えるに、短期的な投資環境は非常に厳しい。しかし視点を長期に移した場合、ヒトの持つ可能性を感じることができる。

ヒトは短期的には愚かしいことをくり返してきたかもしれないが、長い目で見てみればそこそこうまくやってきた。これからもきっとそうだと思うのだ。





※iTunesにご登録いただいている方はどうぞ更新ボタンをクリックして
お聴きください。


音源のMP3ファイルはこちらからどうぞ。
□音源データ MP3(ダウンロードして聴く)
http://1tpc.up.seesaa.net/image/toushi_buffettsvisit(19EFBC9A06).mp3
(11MB)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存


あなたの知的生産活動の一助になれたら、幸いです。愛を込めて。


※"楽しい投資Podcast"を iTunes に登録する方法
---
推奨:iTunes(↓ダウンロードサイト(無料)はこちら)
http://www.apple.com/jp/itunes/download/

■"楽しい投資Podcast"をiTunesに登録する方法

1.iTunesを起動する

2.メニュー・バーの「詳細設定(A)」をクリック。

3.「ポッドキャストを登録」をクリック。

4.「ポッドキャストを登録」画面に次のURLをコピーして貼り付ける。

http://1tpc.seesaa.net/index20.rdf
(このURLをiTunesなどのポッドキャスティング対応音楽再生ソフトにドラッグ&ドロップするだけでもOK)

5.「OK」をクリック。(完了)

posted by SHOJI at 23:39| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月12日

バブル崩壊の亡霊とオリンパス2011.11.12

先週に引き続き、オリンパスで起きている出来事をテーマにお届けいたします。

今回は、告発し、解任された前社長マイケル・ウッドフォード氏について。
また、オリンパスが他社と持ち合っている株式(持合株式)の状況について。
そして、バブル崩壊の亡霊が今なお潜んでいた驚きの事実について、取り上げます。


聞けば、法人個人を問わず、オリンパスには熱烈なファンが多いのです。

せっかく優れたブランドや技術力を有しているのに、いまや株価は大幅に下落。
解任騒動前の4分の1に下げてなお下げ止まる気配が見えない。
そして上場廃止も現実味を帯びてきました。


どんなに優れた力を持つ企業でも、その頭に立つ人物、リーダーたる経営者が不誠実では誰も信用しません。
企業価値は信用を土台とします。企業価値とは結局のところ人に帰結するのです。

私たち投資家は、製品や技術力以上に、経営者という人物に注目しなければならないのでしょう。


あなたの投資の意思決定、また知的生産活動の一助になれたら幸いです。
楽しい投資Podcast、今回も、お送りしている本人が一番楽しみながら、お届けします。


posted by SHOJI at 06:28| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月05日

渦中のオリンパス。有報に見るその企業価値

今回取り上げますは、ただいま渦中のオリンパスです。
過去に行われた巨額の買収について、新旧経営者の間で非難合戦の様相を呈している会社ですが、その有報(有価証券報告書)を読んでみました。

1. 主要な経営指標等の推移を概観してみる

H23/3期末時点で、自己資本比率15.4%。自己資本利益率は直近5期を見るに、-44.4%〜25.8%と変動幅大きい。連結売上高はH20/3期をピークに右肩下がり傾向。経常利益も同様の動き。

2. セグメント別にどれだけ稼いできたのかを見てみる

セグメント区分別の営業利益推移は次の通り。一般的にいって、オリンパスといえばデジカメを連想するものだが(特に私の場合)、デジカメを含む映像事業の利益への貢献度はさほどでもない。オリンパスが何で稼いでいるかといえば、一目瞭然、医療ビジネスである。ちなみにウッドフォード前社長は、その経歴を見るに、一貫して医療ビジネス畑を歩んできた人物である。

3. 監査について概観してみる

会計監査人は新日本有限責任監査法人(海外における会計監査はErnst & Youngが担当)
・H23/3期有価証券報告書に付された監査報告書は無限定適正意見。
・H21/3期まではあずさ監査法人が監査を担当。会計監査人が変わるとき、退任となる監査人は意見を述べることができる。当該異動について、あずさ監査法人は、特段の意見はないとした旨、有報には記されている。


有価証券報告書は、投資家にとって一級の投資情報です。積極的に読んでいくことをおすすめしますよ。

※元データ(MP3)はこちらに置いておきます。
ラジオ音声ファイル(MP3) 12MB

※直接お聴きになりたい方はこちらからどうぞ。

posted by SHOJI at 17:45| Comment(0) | Podcast | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。