2012年01月09日

#058 今年の予測 2012年の投資

欧州債務危機のゆくえ。
円高はさらに進むか。ドル安?ユーロは?。
トヨタの業績、株価はどうか。

楽しい投資研究所がお送りするラジオ "楽しい投資 Podcast" 今年もよろしくお願いいたします。




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[ 2012年 投資に関する予測 ] 楽しい投資ニュースレターより
※楽しい投資友の会 >> http://www.1toushi.com/oc/

・トヨタはアメリカの政治面でのサポートを受けつつ業績を回復、株価を上
げる。ただし条件がありまして、普天間基地移設問題の進展することを要す。


・円高ドル安はさらに進む。対円ユーロ安ももっと進む。ただし日本企業が
受けるダメージはそれほど深刻ではない。


・欧州債務危機は収束の目途も立たない。ギリシャ、スペイン、イタリアの
金利上昇続く。国債安(金利上昇)がさらに他の国へ飛び火する。


・日本国債はさらに格下げ方向。ただし消費税増税の道かたまれば据え置き。


・日本株は上がる、といいたいが、日本国債の格下げ予想や金利上昇懸念と
同時に、日本の金融機関が大量に保有する日本国債の評価減による自己資本
毀損の懸念が徐々に高まり、日本国債持ち過ぎな銀行等の株価が下げ方向で
推移するのではないか。


・ヨーロッパではイギリスの政治的孤立進む。ただし英国民はユーロを導入
しなくて良かった〜と思っている。ポンド比較的安定。


・韓国はウォン安のネガティブな影響(物価高)目立ってくる。北朝鮮の政
情不安と相まって2012年の懸念の中心地として朝鮮半島がアジアの火薬庫と
なっておかしくない。


・北朝鮮政情不安を機会として日米韓の結束強まる。中国は欧州諸国の財政
を支える存在として存在感を高める。同時にヨーロッパブランド保有企業の
株式取得進める。米財務省証券の保有残高も増え、財政面で米国の中国依存
度強まる。自然、米国は対中外交面で控えめな印象を強める。


・アラブの春の余波がユーラシア大陸を横断、民主化運動がモスクワ、北京、
上海でも活発化。中国政府は強力に抑え込もうとするでしょうから、欧米が
批判の声を上げるも、財政面での中国依存度強める欧米諸国は強く出ること
なく、中国共産党政権が倒れるなどということはないでしょう。


最後に(一年前に書いた)十年後予想を挙げて、筆を置きます。

・株価は・・・急激に上昇する機会が増えるだろう。バブルが生起する。
株式市場は過熱する。誰もが株式を買おうとする時期がしばらく続いた後に、
株価は暴落する。バブルの膨張とバーストは懲りずに繰り返される。けれど
10年前より世界はずっと便利で良いものになっているのです。

(了)


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2011年12月11日

オリンパスの第三者委員会調査報告書を読む

オリンパスの調査報告書を読んでみた。読ませる内容である。

このストーリーは、1985年のプラザ合意から始まる。
円高の進行、国外での価格競争力の低下、年を追うごとにどんどん減ってゆく営業利益、経営陣の焦り、バブルの発生、財テクの誘惑、本業とは関係のない投機に手を出すオリンパス、そして巨額の含み損、絶望感、やがて回復するであろうとの淡い期待感、その期待を裏切る冷たい現実、恐怖、怯え、責任回避の道すなわち大規模な粉飾へ。

そして監査人が抱く疑惑、指摘、反論する経営者。そして妥協。
当時の疑惑は、大規模な粉飾決算、即ち飛ばしへと通じる糸口であったことを十数年後に知ることになる。監査人にとって痛恨の事実。

実にドラマティックだ。そして得られる教訓。映画化できるのではないか。

今回は、このドラマティックな報告書を読んで、気づいたこと、思ったことをお伝えしたい。




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2011年11月27日

#056 バフェット氏初来日

今回は、バフェット氏初来日のニュースを取り上げます。

今回のラジオでお伝えしたいこと:
バフェット氏は偉大な投資家ではあるが、彼を神格化するのはいただけない。
彼の投資行動を盲目的に模倣するのは危険である。
投資期間をどのように想定しているかが問題である。
昨今の状況を考えるに、短期的な投資環境は非常に厳しい。しかし視点を長期に移した場合、ヒトの持つ可能性を感じることができる。

ヒトは短期的には愚かしいことをくり返してきたかもしれないが、長い目で見てみればそこそこうまくやってきた。これからもきっとそうだと思うのだ。





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2011年11月12日

バブル崩壊の亡霊とオリンパス

先週に引き続き、オリンパスで起きている出来事をテーマにお届けいたします。

※前回のラジオ 「渦中のオリンパス。有報に見るその企業価値」
http://bit.ly/tvTc1H

今回は、告発し、解任された前社長マイケル・ウッドフォード氏について。
また、オリンパスが他社と持ち合っている株式(持合株式)の状況について。
そして、バブル崩壊の亡霊が今なお潜んでいた驚きの事実について、取り上げます。


聞けば、法人個人を問わず、オリンパスには熱烈なファンが多いのです。

せっかく優れたブランドや技術力を有しているのに、いまや株価は大幅に下落。
解任騒動前の4分の1に下げてなお下げ止まる気配が見えない。
そして上場廃止も現実味を帯びてきました。


どんなに優れた力を持つ企業でも、その頭に立つ人物、リーダーたる経営者が不誠実では誰も信用しません。
企業価値は信用を土台とします。企業価値とは結局のところ人に帰結するのです。

私たち投資家は、製品や技術力以上に、経営者という人物に注目しなければならないのでしょう。


あなたの投資の意思決定、また知的生産活動の一助になれたら幸いです。

楽しい投資Podcast、今回も、お送りしている本人が一番楽しみながら、
お届けします。


庄司
楽しい投資研究所

追伸:
やはりマイクスタンドは偉大です。つくづく良い買い物をしました。
丸亀製麺の釜揚げうどんも偉大です。近況報告でした。


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バブル崩壊の亡霊とオリンパス2011.11.12

先週に引き続き、オリンパスで起きている出来事をテーマにお届けいたします。

今回は、告発し、解任された前社長マイケル・ウッドフォード氏について。
また、オリンパスが他社と持ち合っている株式(持合株式)の状況について。
そして、バブル崩壊の亡霊が今なお潜んでいた驚きの事実について、取り上げます。


聞けば、法人個人を問わず、オリンパスには熱烈なファンが多いのです。

せっかく優れたブランドや技術力を有しているのに、いまや株価は大幅に下落。
解任騒動前の4分の1に下げてなお下げ止まる気配が見えない。
そして上場廃止も現実味を帯びてきました。


どんなに優れた力を持つ企業でも、その頭に立つ人物、リーダーたる経営者が不誠実では誰も信用しません。
企業価値は信用を土台とします。企業価値とは結局のところ人に帰結するのです。

私たち投資家は、製品や技術力以上に、経営者という人物に注目しなければならないのでしょう。


あなたの投資の意思決定、また知的生産活動の一助になれたら幸いです。
楽しい投資Podcast、今回も、お送りしている本人が一番楽しみながら、お届けします。


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2011年11月05日

渦中のオリンパス。有報に見るその企業価値

今回取り上げますは、ただいま渦中のオリンパスです。
過去に行われた巨額の買収について、新旧経営者の間で非難合戦の様相を呈している会社ですが、その有報(有価証券報告書)を読んでみました。

1. 主要な経営指標等の推移を概観してみる

H23/3期末時点で、自己資本比率15.4%。自己資本利益率は直近5期を見るに、-44.4%〜25.8%と変動幅大きい。連結売上高はH20/3期をピークに右肩下がり傾向。経常利益も同様の動き。

2. セグメント別にどれだけ稼いできたのかを見てみる

セグメント区分別の営業利益推移は次の通り。一般的にいって、オリンパスといえばデジカメを連想するものだが(特に私の場合)、デジカメを含む映像事業の利益への貢献度はさほどでもない。オリンパスが何で稼いでいるかといえば、一目瞭然、医療ビジネスである。ちなみにウッドフォード前社長は、その経歴を見るに、一貫して医療ビジネス畑を歩んできた人物である。

3. 監査について概観してみる

会計監査人は新日本有限責任監査法人(海外における会計監査はErnst & Youngが担当)
・H23/3期有価証券報告書に付された監査報告書は無限定適正意見。
・H21/3期まではあずさ監査法人が監査を担当。会計監査人が変わるとき、退任となる監査人は意見を述べることができる。当該異動について、あずさ監査法人は、特段の意見はないとした旨、有報には記されている。


有価証券報告書は、投資家にとって一級の投資情報です。積極的に読んでいくことをおすすめしますよ。

※元データ(MP3)はこちらに置いておきます。
ラジオ音声ファイル(MP3) 12MB

※直接お聴きになりたい方はこちらからどうぞ。

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2011年10月22日

有価証券報告書から察知するスキャンダルの兆候、大王製紙の事例研究

・出来事
2011年9月、大王製紙の会長が辞任した。
会長が、同社の子会社から巨額の借り入れを行っており、資金の使途も不明。
これが問題視され、引責辞任となった。同社の社長は刑事告訴を検討中とのこと。

・兆候の察知
さて、いち投資家として気になるのは、こういうスキャンダルは事前に察知できなかったのか?ということ。
結論からいえば、兆候はすでにあった。あやしむべき情報は6月の時点ですでに公表されていた。具体的には、有価証券報告書における情報開示である。



※iTunes - Podcast 管理画面の更新をクリックしてお聴きください。
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2011年10月14日

財務諸表とその裏に隠されたストーリー

おひさしぶりです。楽しい投資研究所の庄司です。
およそ1年と1四半期ぶりのラジオ(ポッドキャスト)です。長いことお休みをいただいておりました。

さて今回は次のテーマを取り上げて、楽しい投資Podcast を、お届けいたします。

・財務諸表を読み解くこととは、今を生きる企業のストーリーを、生々しく、ありのままに読み解くこと
・バフェット氏がコントロールするバークシャーハサウェイが、初の自社株買い計画を発表

楽しんで聴いていただけたら嬉しいです。



■今回のラジオの音声ファイル(元データ)はこちらからダウンロードできます。
音声ファイル(mp3)
※保存方法: 右クリック >> 名前をつけて保存

ラジオの中で言及しているサイトのURLはこちらです。

Twitter: http://twitter.com/#!/bahette1
Google+: https://plus.google.com/114075077668576642663/posts
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2010年07月31日

#051 『IFRSとポイントの話。あと本が出ました』

ご無沙汰しております。
第51回となりました 楽しい投資Podcast 謹んでお届けいたします。

(今夜のポイントは、次の通りです)

・イメージしていたら物事は実現するらしきこと

・ポイント減ったな〜と思っていたらIFRS(国際財務報告基準)が関わって
いるらしきこと

・本が出ました。「バフェットの謎」というタイトルで技術評論社から出て
います。

こんな感じでお送りしています。


庄司卓矢
楽しい投資研究所



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2010年01月31日

#050 『投資実験結果 の話』

今夜のポイント
・個人的に行っております株式投資実験結果、公開いたします。

・投資期間は2009年末で丸8年となりました。

・実験ファンドのパフォーマンス平均(年率)は+7.5%でした

・対してベンチマークとしている TOPIX(東証株価指数) は(8年間で)平均+2.8%です。

・結果的に、市場全体(TOPIX)に比べて有利な成果を得られております。決算書の詳細分析は投資先銘柄選別に有効かと思われます

[覚書]
・個人ファンドの投資先は大体10銘柄程度です

・投資姿勢は基本的にバイ・アンド・ホールドです

・用いた情報は主に有価証券報告書でした

・単年度のパフォーマンスが±10%に納まったのは8期のうち1期間のみ(TOPIXは2期間のみ)でした。分散の度合いが小さい分、個人ファンドの変動率は激しいものとなりました


(結論)投資家は決算書を読むべし!であります。



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2008年12月12日

#049 『人を突き動かす不安心理 の話』

<今夜のポイント>

・不況のさなか、健全な企業は際立つ

・不安心理に覆われた市場は「上げ」「下げ」どちらかに偏りやすい

・不安やおそれが人を強烈に動かす

・かといって、ネガティブな感情に突き動かされて行動しても、良い結果は期待できない

・長い目で見て投資し続けようと思える会社があったら、もしかしたら買いどき

・僕は楽観している


こんな感じでお送りします。


※5か月も音沙汰なしでごめんなさい。元気に生きてます。
こんな私ですので、どうぞよろしくお願いいたします。




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2008年07月10日

#048 『半世紀来の株価続落。ヨーロッパから見た日本 の話』

日経平均が12日連続で下げている。

これはおよそ半世紀ぶりの記録。

日経平均続落のニュースは、ヨーロッパ版の Financial Times でも大きく取り上げられていた。


一方、欧米のメディアが取り上げる日本の印象は、エネルギー効率の良い産業構造というもの。

これは1970年代のオイルショックを契機に構築されてきた。

危機を経て、必要に迫られて開発してきた日本の省エネ技術は、世界に誇れる価値高いもの。


だからこそ日本経済は、原油高が国境を越えてネガティブなインパクトを与えている中、それに対する抵抗力が比較的強いとみなされている。

「洞爺湖サミットで日本は、その技術を前面に押し出して、省エネモデルを世界に提示しようとしている」とも、大きく報じられたりしている。


そんな中での日経平均続落のニュース。

「たしかに良くはないが悪いわけでもない」というのが欧米メディアの報じる日本市場の現状。


日本の株式市場はいま、取引高の60〜70%が外国人によって占められている。


なので市場の方向性は、外国人の気分(強気か弱気か)であらかた決まる。


サブプライム関連の信用収縮は、ニューヨークやロンドンでいまだ重荷となっている。


だから外国人投資家は、総じてディフェンシブなスタンスを余儀なくされているらしい。


それに対して日本の金融機関のサブプライムによるダメージは、欧米のそれに比べてかなり軽かった様子。

なのでいまの日本株を多くの専門家は、長い目で見たら "Better Value" (価値に対して割安)と見ている。

ただ短期的にはどっちに転ぶか予断を許さない状況なので、トレーダー諸氏は大胆に動けずにいるもよう。


長期投資を旨とする投資家にとっては、いまの日本は興味深いタイミングにあるといってよいのではないか。

だから僕個人の結論は、今のうちにもっと日本株を買い増しておこう、というものになる。

( 庄司 / 楽しい投資研究所 )


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2008年06月14日

#047 『バフェット氏のヨーロッパ企業物色ツアー の話』

バフェット氏がヨーロッパへ出張中だそうだ。

聞けばヨーロッパの各国を回って買収対象として魅力的な会社を探すのが目的らしい。

スイス、ドイツ、イタリア、スペインを旅して回るそうだ。いいなあ。


バフェット氏がヨーロッパ企業の買収意欲を高めていることの背景には、USドルの価値下落リスクがある。

この世界一の投資家は前々からUSドルの価値毀損に対する警鐘を鳴らしてきた。

実際、ここのところのドル安はバフェット氏の資産を大きく侵食してきているはずだ。

なので彼がドル安リスクに対するヘッジが必要と考えるのも当然の話。

彼が率いる投資会社バークシャーが昨年、イスラエルの金属加工会社イスカールを買収したのもこういった流れがあるのだろう。

イスカール案件は、バフェット氏による初の米国外企業の大型買収と騒がれたが、それに続く企業買収も米国外のものとなる可能性が高い。

バフェット氏の資本(キャピタル)が米国外に向かっている。

これを僕はバフェッツ キャピタル フライト(Buffett's Capital Flight:バフェット氏の資本国外逃避)と勝手に名付けた。

アメリカからの資本流出はこれからさらに本格化する可能性が高い、と見ている。


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2008年03月25日

#046 『自社株買いの季節 and 季節外れの怪談 の巻』

第一部 自社株買いの季節

・株価は乱高下、あいかわらず先行き不透明で波乱含みの値動き。

・しかし先行き不透明なのは何十年も前から変わらぬ株式市場。(そもそも「先行き透明」なんて時期があったためしはナイ)

・このところ、最大の買い手は企業自身、つまり自社株買いが旺盛だったりする。

・過去も自社株買いが旺盛に行われた時期はあった。その後、株価は急騰している。

・今後株価がどうなるか、なんてことはまったく分からない。ただ、長い目で見てみれば、優れた業績と健全な財政状態を保つ企業の株式への投資は豊かなリターンを投資家へもたらしてくれている。


第二部 季節外れの怪談

・ふと思い出したので数年前に経験した奇妙な話をお届けしたい。

・企業調査に関わる奇妙な体験である。

・どんな理由があろうと粉飾決算は言語道断、そんな企業は即刻アウトである。


では、どうぞ楽しんでお聴きください。[SHOJI]


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2008年02月27日

#045 『鎖国はNG、開かれた会社に投資する の話』

★1 まずは近況報告

今週は市ヶ谷で仕事している。外国人が多い街。

★2 海外メディアに見る日本の評判

株式持合いを進める日本企業、「いったい何をお考えで?」といった論調。

★3 日本が独歩安の理由(推測)

閉鎖的な企業風土が根深い日本企業、鎖国はまだ続く?

★4 それでも日本株に投資する理由

外国人が気付かぬうちに、投資するのが良いかと。

★5 この本は面白いですぜ「波乱の時代」の話

ニヤリとできる面白さ。元FRB議長グリーンスパン氏の洞察の数々に舌を巻く。そのうえ名訳。


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2008年01月27日

#044 『EDINET にあやしい大量報告書掲載中 の話』

EDINET にあやしい大量報告書掲載中、の話

トヨタ、NTT、ソニー、三菱重工、アステラス、フジテレビの過半数の株を取得したという大量保有報告書が提出された(提出者は「テラメント株式会社」なる法人)。
これが本当なら取得価額総額は約20兆円に及ぶ。金融庁は虚偽報告の疑いが
極めて濃いとして調査中。
けしからんといえばけしからんのだけれど、おもしろいことを考える人がいるもんだとある意味感心しましたよ。


・気になるニュースの話

インターナショナル ヘラルド トリビューン紙で報じられていたある独立系
アナリストのコメントが胸に響いた。紹介したい。

「このところの世界的株安は、ファンダメンタルに即したものとはいい難い」
「下降を続けるこのところの株価は、事実よりも、恐怖によって導かれている・・・」


・いま一番気をつけたいこと、の話

思うに、いま最も注意すべきは短期的な株価の値動きよりも、通貨の価値の
下落(インフレーション)、つまり物価の上昇である。


・大阪うどん屋の商魂の話(近況報告)

朝7時、うどんを食べに道頓堀沿いのうどん屋ののれんをくぐった。
おいしかったのだが、請求されたのはなぜか深夜料金・・・


・ハイビック株式会社 分析レポート公開のお知らせ(告知)

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[ 庄司 ]

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2008年01月07日

#043 『理想の投資先を見出す方法 の話』

今日は京都にいる。(収録日は1月5日です)

大阪を昼に発って、在来線の新快速で京都まで28分。近いなあ。

特に予定はしていなかったが、日ごろ新幹線から見える五重の塔が気になっていたので、東寺へ向かった。

こっちかなあっちかな、とうろうろした後、ようやく発見。

東寺の「講堂」に居並ぶ国宝・重文の仏像群(天像群)は、かなりの迫力。

個人的には四天王像が好み。しかし帝釈天像がいい顔してた。いやさすが。

ところで、こういうものを見るたびに思うのだが、才能と情熱を注いで作り上げられたものは、数百年・数千年と生き続ける。

ところで企業(法人)も、その気になれば永遠に生き続けられる存在だ。

一投資家として、数世紀のときを超えて発展し続ける会社にこそ、投資したいと思う。

たとえば、僕が注目し続けている会社のひとつに、トヨタ自動車がある。

いまや自他共に認める世界最大クラスの自動車会社だが、そんなトヨタの強みはどこから来ているのか?そんなことを問うた記者がいた。

その問いに対し、トヨタの一幹部はこう答えた。

「トヨタは一度死んだ会社ですから」

倒産の危機に瀕し、それを乗り越えた過去を持つからこそ、現状に甘んずることなく、危機感を抱き続けながら改善を重ねてきたのだろう。

その結果として今のトヨタがある。

才能と情熱を傾けた古代の職人のように、才能と情熱を注ぎ続ける経営者が率いる会社にこそ、投資したいと願う。

[ 文責:庄司 ]



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2007年12月29日

#042 『バブルおそるるに足らず。長期に徹する投資家に死角なし の巻』

昨日、大納会を迎えました。2007年の株式市場はこれで終了です。

2007年は、市場全体(TOPIX)が▲12%と大きく下落しました。

ところで私は、ここぞとばかりに(特に年末近くに)買いまくった年でもありました。
売った銘柄はひとつもありません。

長い目で見てこその「投資」ですからね。

ところで、2007年の中国株は+95%と大きく上げました。

まぁ個人的には、いまの中国はバブルであると考えています。

バブルに踊らないことが最も大切なのですが、長期投資に徹する投資家にとっては、バブルなんて実はおそるるに足らないものなのかもしれない、なんてことに思いいたった今日この頃です。

その理由とは・・・?

答えは、今年最後の"楽しい投資 Podcast"で見つけてくださいませ!

今年もリスナーの皆さんからいただいた温かい声に囲まれて、楽しく過ごすことができました。
どうもありがとうございます!

来年もまた、楽しく投資を実践して生きる所存です。[SHOJI]


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2007年12月19日

#041 『投資家よ、複利を学び、半報を読むべし の巻』

株価がどんどん下げています。おかげさまで、私の個人ファンドも爆下げです。

けど嬉しいものです。素敵な会社の株がこんなに安く変えるとは!

かなり積極的に買い増している今日この頃です。


■株主は必読!半期報告書

さて、3月決算企業の、9月中間決算発表(決算短信)はほぼ出揃いました。
12月末までには、半期報告書(公式・正式な決算書)が続々提出されること
でしょう。

半期報告書(半報:はんぽう)は、有価証券報告書の半期決算バージョンです。

投資家にとっては必読です。あなたが投資している会社の半報、あなたが投資しようかなと考えている企業の半報は、必ず読んでおきましょう。絶対、損はしません。


■投資家は必修!複利を学ぶべし

ところで、僕たち投資家にとって、最もパワフルなものは複利です。

複利を味方に付けることによって、投資家は初めて、大きなリターンを得る
ことができます。

聞けば、わが国では毎月分配型の投資信託が人気だそうです。

毎月、分配金・配当金としてキャッシュが得られるのが、分かりやすくて
受けているといわれます。

もちろんその分配金は、元本を取り崩して支払われるわけで、このことは
つまり、複利の魅力・ありがたさを自ら手放していることになります。

会計を身に付けるには、まず簿記を学ばねばならないのと同様に、投資を
行おうとするならば、まず複利を学ばねばならないと、僕は強烈に思います。

複利を学ぶことを怠った代償は、あまりにも大きすぎるのです。

[SHOJI]



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2007年11月02日

#040 『NOVAの破たんに学ぶ。危険信号をとらえる法』

私が投資先を検討するとき、まず決算書(その会社の有価証券報告書)を取り寄せます。

そして真っ先に眺めるのが、監査人からの報告書、いわゆる監査報告書です。

有報には、2期分の監査報告書が綴じ込まれています。気をつけたいのは、そこに記された文言以上に、監査人の交代の有無です。


・「駅前留学」英会話教室のNOVAが経営破たんしました。その背景には、経営者による会社の私物化があったようです。


・NOVAの監査人だった あずさ監査法人が昨年11月、突然、辞任しました。そして今月25日には3人の監査役全員と1人の取締役が同時に辞任しています。


・沈みかけた船からは、その内情を最もよく知る人々から、逃げ出すものです。


●破綻する企業からは、事前にこのような危険信号(サイン)が発せられるものです。


・かすかな、しかし重要なサインを見逃さないためにこそ、決算書を読み解く「感性」を養っておきましょう。


[NOVA破綻劇から学ぶために]

・悪しき事例は、最高の教材として活かそう。


[SHOJI]


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